搬入が終われば展覧会も半分終わったようなものです。
あとはお客さん(友人)と飲みにいってバカ話するだけですな。
自分は美術の、いわゆる専門教育というのを受けたことがないので
全部自己流でやってきた。そのことの善悪はわからないが、少なくとも誰かに教わらなかっただけ自分自身の表現を模索できたと思う。
大概の人が自分の作品を観るとなんで『こんなもの創ってんの?』という感想を持たれるのですが、自分にとって本当に創りたい物を創ってるだけなのです。
だいたい万人に理解されるものなど理解されてないのも同じなのではないでしょうか?
私には売る為に当たり障りのないモチーフをきれいな色で表現する、お部屋のすてきなインテリアばかりがアートだと勘違いされて流通しているような感じがしてなりません。
そういった作品が100年後も同じ評価を受けているかは、まったく疑わしいものです。
はからずも人様の心を動かそうと思うなら相対価値ではなく絶対価値でなくては駄目なんだとおもいます。いかがでしょうか?
これからも自分の為に作品を創っていく所存であります。
おわり。